春になって入学シーズンに入ると、いろんな方から入学のお祝いをもらう機会がありますね。
お祝いをもらったとき、入学祝いのお返しいらないと言われたら、お返しは不要なのでしょうか。
それともそれは建前で、本当は必要なのか悩みます。
また、親戚にはどういった対応をするのが良いのでしょうか。
入学祝いのお返しをいらないと言われたらどう対応するのが正解か難しいですね。
これらの気になる疑問を調べてまとめてみようと思います。
入学祝いのお返しいらないと言われたら不要?
入学祝いのお返しをいらないと言われたら本当に不要なのかが疑問です。
入学祝いのお返しをいらないと言われたら素直にそのまま、お返しをしなくていいのでしょうか。
私が入学祝いをあげる側の立場なら、お返しをもらおうと思ってあげてはいませんし、お祝いをしたいという純粋な気持ちからあげるので、お返しはいらないと思います。
いらないから気にしないでいいと言ってしまいがち。
とはいえ逆にもらう立場になり、入学祝いのお返しをいらないと言われたら、もらいっぱなしは申し訳なく思うのでなにかお返ししなければと思ってしまいます。
あげる立場ともらう立場、それぞれの立場にたってみると気持ちが変わってしまうので難しいです。
しかし、ほとんどの人が同じように考えているのではないでしょうか。
もちろん、お祝いをもらった際、お礼は言いますよ。
しかし結局、入学祝いのお返しはいらないと言われたらその場では、了承したとしてもお返しをする人が多いと思います。
入学祝いのお返しいらないと言われても本当は必要?
入学祝いのお返しはいらないと言われたら、本当は必要なのでしょうか。
そもそも入学祝いは、子どもへのプレゼント。
子どもからは返せませんので、お祝いのお返しは本来不要です。
しかし、地域によっては、お祝いをもらったらお返しをしよう、という風習があるところもあるので、その地域の年配の方に確認しておくのが良いでしょう。
お祝いのお返しの意味を持つ、内祝いですが、もともとは自分たちのお祝いの気持ちを周りの人におすそ分けをするという意味でした。
つまり、相手からお祝いをもらっていようが、もらっていまいが、自分たちにお祝い事があったときに贈るものなのです。
もらうのが当たり前なのではなく、おめでたいことに感謝し、それを他人様にも分けていく、なんとも粋な計らいが日本らしいですね。
入学祝いのお返しいらないと言われたら親戚にはどうする?
入学祝いのお返しはいらないと言われたら、親戚にはどう対応するのがよいのでしょうか。
地域によって必要な場合もありますが、無理してお返しする必要はありません。
ですが、ほんの気持ちとしてお礼を用意しておくのは良いかもしれないですね。
入学祝いの相場は、5000~10000円くらいと言われています。
金額は贈る相手の血縁が近ければ近いほど、贈る側の年齢が高ければ高いほど高額になっていくのが一般的です
お返しというのはいただいたものの1/3~半分程度のものを返すのが相場になっています。
入学祝いも同じような金額が目安になるでしょう。
贈るものは、ギフト券のようなものは目上の方には失礼になるのでやめておくほうが良いです。
喜ばれるのはお菓子や高級肉などの消耗品。
親戚に、入学祝いのお返しはいらないと言われたら、こういったものをお返しとして持って行き、一緒に食べるのも良いかもしれませんね。
贈る側は選ぶ必要がなく、かつ相手の欲しいものを贈ることができるカタログギフトも、人気があります。
入学祝いのお返しいらないと言われても返したい時は!
入学祝いのお返しはいらないと言われたら?
それでも返したい時は、ちょっとしたものを選んでお返しするのがいいと思います。
このとき、もらってからすぐに返さないようにしましょう。
お返しをするのは、入学式が終わってから1か月以内です。
一般的に、入学式が無事終わったことを報告するタイミングがよいと言われています。
また、贈り物には意味が込められていることがあるので、少し注意が必要です。
以下、贈り物の意味をまとめてみました。
- 良い意味をもつ贈り物
- ・お酒:もっと親しくなりたい、一緒に飲みたい
(スパークリングワイン:人々の幸福を祝う門出のワイン)
・ネクタイ:尊敬
・食器:幸せが増える、子孫繁栄
・タオル:嫌なことは水に流しましょう
・ハンカチ:縁を切る(とはいえ便利なので贈る人は多いようです)
・キャンドル:ゆっくり休んで
・石鹸:病を洗い流す
- 少し注意が必要な贈り物
- ・箸:健康、長寿を願う
高齢の方に贈ると、早くあの世に行ってほしいという意味になるので注意です。
若い人から高齢の方に贈るのは、元気を渡すという意味があるのでよしとされています。
ここに挙げたもの以外にも意味があるものがあるので、贈り物を選ぶ際は確認してからが良いですね。
何気なくあげたものが、実は深い意味があった!
気にしない人は気にしないかもしれませんが、気にする人は気にするので、贈った後で気づくことのないようにしましょう。
まとめ
入学祝いのお返しはいらないと言われたら、不要なのか、それとも本当は必要なのか。
また、親戚の場合どう対応するかをまとめてみました。
子どもの成長にあたって節目でやってくる入学。
子どもの成長をお祝いしたいという気持ちは、お返しという見返りを求めてはいないと思います。
それでも、もらった側としては今後とも良い関係を続けていくために、些細なものでもお返しはした方が角はたたないので、無理のない範囲で贈るのがいいのではないでしょうか。