急にやってくる訃報でいざ喪服を着てみると、喪服のサイズが合わないということがありますよね。
必要なものなので1着は購入するものの、普段着ないためにクローゼットの中にしまい込まれ、慌てて出してみると購入時の体型と変わっていることも。
時間に余裕があれば良いのですが、急いでいるときはどうするのが正解なのでしょうか。
今回は喪服のサイズが合わないときの対処法や、急いでいるときの解決策をみていきたいと思います。
喪服のサイズが合わない時の対処法
喪服のサイズが合わない時の対処法はどうすればよいのでしょうか。
急遽必要になった喪服のサイズが合わない、となってしまってもなんとかなります。
喪服が大きい場合
あまりないと思いますが、喪服が大きくなってしまっていた場合、確かに自分に合ったサイズでないと不格好になってしまいますが、多少大きいくらいならそこまで気にする必要はありません。
ベルトを使ったり、ジャケットの場合は裏から軽くしつけ縫いをすることで調節することができます。
裏から何か所か安全ピンでしっかり止めるだけでも違いますよ。
喪服が小さい場合
喪服のサイズが合わないというと多くの場合、服が小さくなっていて困るということが多いと思います。
年齢とともに体型も変わっていきますし、ずっと同じ体型でいられる方が稀です。
喪服のサイズが合わない時は、服のリフォームを行っている店舗に持って行くと最短でその日のうちに直してくれることもあります。
サイズ直しをする箇所の数によって金額も変わってきますが、だいたい4000円から10000円程度と思っていると良いでしょう。
店舗によって時間や値段は違うので事前に確認しておくことが大切です。
新たに喪服を購入するよりは安くなることが多いようですね^^
そもそも喪服のサイズが合わない、ということにならないように日頃から管理をしっかりと行っておくのがベスト。
使わない期間が長かったとしても、半年に1回程度は外に出して陰干しするのがおすすめです。
その際にサイズが自分に合っているのか確認しておきます。
喪服のサイズが合わない!急いでいる時は?
喪服のサイズが合わないけれども、急いでいる時はどうしたら良いのでしょうか。
葬儀屋でレンタル
時間がない時の対処法としては、喪服のレンタルサービスを活用するという方法もあります。
葬儀屋で行っているサービスがあるのでそれを活用する方法です。
サイズも豊富で、葬儀屋ということでしっかりとしたものであることが多いようです。
葬儀屋さんが扱うということで安心感はありますよね。
故人の親族なら葬儀屋のサービスを利用するのでも良いと思いますが、そうでない場合はどうしたら良いのでしょうか。
葬儀屋以外でのレンタルは?
葬儀屋以外でもレンタルサービスを行っている企業はあります。
ネットで調べてみると、いくつかのレンタルサービスをみつけることができました。
1回で4000円程度、クリーニング代も込みの値段ならありがたいですね。
当日発送してくれる場合もあり、レンタル会社によっては葬儀場まで届けてくれる場合もあるようです。
レンタルサービスのメリットとデメリット
メリットは、自分に合ったものを選べ、クリーニングに出す必要がないということ。
デメリットとしては、いつ届くか待つ時間が不安になることと、実際に着てみないと合うものかはわからないということでしょう。
しかし、急に必要となった場合の心強い味方になってくれますよ。
喪服のサイズが合わないからといって慌てる必要はないのです。
喪服の代わりになる服は?
喪服の代わりになる服はあるのでしょうか。
学生なら学生服が喪服の代わりになりますが、大人の場合はそういうわけにもいきません。
略式礼服として黒のパンツスーツなどが挙げられていますが、喪服に使われている黒は最上級の黒であることがほとんどです。
黒色とはいえ、通常のパンツスーツの場合だと色が薄く見えて目立ってしまうことがあります。
また、男性用の仕事用などの黒いスーツは正装としては間違いですので、注意が必要です。
ジャケットの後ろに切れ込みが入っている通常のスーツは葬儀の場にはふさわしいとはいえません。
とはいえ、急遽着るものがなく葬儀となった場合は致し方ない場合もあります。
しかし毎回同じ仕事用のジャケットというわけにはいきませんから、購入するにせよレンタルするにせよ、なるべく事前に喪服を準備しておくことが望ましいといえるでしょう。
女性の場合、代わりになるような黒のワンピースを購入する場合も多いようです。
黒くて柄がなく、丈が長めのカジュアルではないワンピースなら喪服の代わりとして着ていっても失礼にはなりません。
ワンピースの場合も、黒の色の濃さには気を付けたいところです。
普段使いとしても着られるのが嬉しいですが、洗濯する回数が増えると色が褪せてきてしまうので注意が必要です。
まとめ
今回は喪服のサイズが合わない時の対処法や、急いでいるときはどうするのかについて調べてみました。
対処の方法としてはサイズのリフォームやレンタルを利用するということが挙げられました。時間のない緊急の場合でも、レンタルなら素早く対応してくれる場合が多く、心強い味方ともいえます。
手持ちの服でも代わりに着ていくことができる場合もありますが、正装ではないため注意が必要です。
また、普段の備えが大切になってくるので、喪服を購入する場合はしっかりと管理を行うことが大切といえるでしょう。