春がやってきて、入学や入園、クラス替えの季節になってくると、みんな新しい人間関係の構築時期で、ママになると自分の子の友達の親、いわゆるママ友との付き合いが気になってくる頃でもありますよね。
ドラマやブログでもこぞってママ友の泥沼関係を露出する話題が増え、その中でもママ友いらないって最強説というのが浮上しています。
反対意見もあるようで、ママ友いらないのはワガママだという意見もあるようですね。
果たして本当にママ友いらないは最強説なのでしょうか?
ママ友いらないって最強説?
ママ友いらないって最強説なのでしょうか?
まずはなぜママ友を作るのか考えて見ました。
- 情報交換
- 行事でぼっちになりたくないから
- 子の交友関係に影響するから
確かに、情報交換も必要ですし、行事でぼっちだと手持ち無沙汰になる時もあります。
ママ友同士で仲が良いと子供たちも自然に仲が良くなりますよね。
利点の多いママ友関係ですが、ランチ交流会が毎週あって大変とか、ボスママからいじめられた、などママ友の悪い話は後を絶たず、何かと悪いイメージが付いて、ついにはママ友いらないが最強説と言われ始めました。
ドラマの影響も強く、2011年に「名前をなくした女神」というドラマがフジテレビで放送していましたが、結構話題になったドラマで、ママ友グループとその複雑な人間関係が焦点になっていました。
ママ友ってこんな風にドロドロしてるのか、と思わせられた人も多かったんじゃないでしょうか。
こんなに腹の探り合いをする間柄ならママ友いらないが最強説だと感じる人は多いと思います。
昨今SNSも普及して、ママ友との関係性を相談する人も多いですよね。
他の人間関係と違ってSNSに投稿されることが多い、ママ友への悩みは、リアルでは相談しにくいものが多いからだと思います。
独身の時であれば、誰かと関係がこじれても他の人に相談すれば良かったのが、ママ友は横の繋がりはもちろん子供との繋がりもあるので簡単に悩みや意見は言えません。
そこで、SNSへの投稿をすることで顔も名も知れない人へ相談することが増える一方、大多数の人の目にその相談は触れ、他の人間関係よりもママ友関係が注目されやすくなった結果だと考えられます。
そして、ママ友関係怖い、ママ友いらないのが最強説だ、と考える人は多くなるのだと感じました。
ママ友いらないはワガママなの?
ママ友いらないはワガママなのでしょうか?
ママ友いらない最強説の反対意見として、最近はママ友いらないというのはただのワガママなんじゃないかという意見も派生していました。
これは2つのパターンがあるようです。
性格的に強調性がなくワガママでママ友が離れていく
面倒なのであえてママ友は作らない
前者に関しては、元々ママ友を作る気で仲良くなった末、自分のワガママを人に通して結果ママ友がいなくなったという感じですよね。
これはママ友いらない最強説の反対意見というよりは、ただの結果であって、改善の余地があります。
よく聞くのが、専業主婦のお宅に託児所がわりに子を預けられて困った、という話は聞きますよね。
ママ友であっても、そうでなくても他人同士なので最低限のマナーは守るべきだというのは念頭に置いて付き合いたいところです。
後者はママ友いらない最強説を実践した結果のようなものですよね。
しかし、ママ友交流が盛んな地域だと、ママ友交流でいつも会っている子供たちだけが仲良くなってしまい、その交流に参加していないママだけでなく、自分の子まで仲間外れにされるという結果になってしまったというエピソードも見られました。
仕事や病気でしょうがなくというママもきっといると思うので、一概にママ友いらないはワガママだ、というのも横暴だと思いますが、理由は何にせよ自分の子にしわ寄せが行くのは悲しいことですよね。
ママ友いるほうが子供にはいい?
ママ友がいる方が子供にはいいのでしょうか?
ママ友同士が仲が良いと、自然と子供が放課後や休みの日にも友達に会えてきっと親友と言えるほどの仲の良さに発展するかもしれません。
仲が良くなれば、子を持つ親ならではの悩みも共有できるかもしれませんよね。
自分の子がまだ自力で友達を作れない未就園児の頃に社会性をつけるために支援センターへ行って、ママ友を作るというのも子育てで社会的に孤立しているママには良いと思います。
でも子供の社会性は3歳からじゃないとつかないという研究結果もあるので、気負いしない程度に交流を持つのが良いと思いました。
子育て支援センターの活動内容
- 親子の交流の場の提供
- 育児相談や援助
- 子育て関連情報の提供
- 子育てに関する講習やイベントの実施
ママ友がいなくても保健師さんへの相談やイベントごともありそうですね。
ママ友と言っても結局は人間関係の一つなので、良好な関係を持つには親たちが健全な精神状態であることが必ず必要で、みんながそうであるとは言えません。
先ほど出てきたワガママな人だったり、承認欲求の強い人や、お金や宗教がらみで近づいてくる人もいるでしょう。
ママ友いらないは最強説だ、と思った方が幸せな時もあります。
でも、地域柄必要であったり、実はとても気の合う人だったということもあるので、最初はどんな人なのか探りながら仲を深めれる人とだけ付き合って行く程度の気概で良いんじゃないかとも感じます。
しかし、結局子供は自分で友達を作ってくるので、ママ友が仲良くても、その子供とも良い関係が続くかどうかは正直分かりませんし、実は一緒に遊びたいと思ってないかもしれないですよね。
「自分の子のために私は頑張ってママ友を作るんだ!」
こう思っているのだとしたら、少し冷静に自分の子とその周りを見てからでもいいかもしれませんね。
本当に気の合う人だったら子供は関係無しに、良い関係は続いていきますし、気の合わない人とは疎遠になっていくと思います。
せめてトラブルにはならないように最初の距離感は間違えない方がいいかもしれないですね。
まとめ
ママ友いらない最強説は少しママ友関係にネガティブなイメージを抱きすぎている結果でもあると思いました。
ママ友がいれば相談したり情報交換をしたり、何より仲が良くなれば子供の行事関係もより楽しく参加できると思います。
しかし、結局どんな人間関係でも価値観やスタンスが違えばただの苦痛になってしまうので、まず自分の周りにはどんな人間がいて努力して関係を築くべきか見極めてからでも良いかもしれませんよね。