ケトジェニック中に飲み会に誘われた時、どうしてますか?
お酒は二つの意味でケトジェニックダイエットには向いてないです。
飲み会で食べるものって、糖質が多いイメージですよね。
糖質多めのビールやカクテルは魅力的だし、アルコールが入ると気持ちがゆるんで食べ過ぎてしまいがちです。
断るのが無難ですが、相手によっては断れない、あるいは断りたくないってことも多いはず。
この記事ではケトジェニック中に飲み会に誘われたときどうすれば良いか、切り抜け方をご紹介します。
なるべく角を立てない断り方や、切り抜けやすいお店やメニューの選び方も解説しますね。
ケトジェニック中の飲み会はどうする?
ケトジェニック中の飲み会は、ダイエット成功を目指すなら断った方が良いです。
理由を再確認しておくと、
最近は行きたくない飲み会には行かなくて良いという価値観も拡がってきたように思います。
無理をしてストレスをためるより、自分を大事にする行動を取れる世の中であって欲しいなと私も思うんです。
でも、世の中そうもいかなくて、無理をしても飲み会に行った方のメリットが大きいという場合もありますよね。
そういうときは、影響を少なくすることを考えましょう。
ケトジェニックダイエットは食べられる物が多いので、けっこうなんとかなるんですよ。
特に次の点で工夫すると、切り抜けられること間違いなしです。
では順番に説明していきますね。
ケトジェニック中の飲み会の断り方
ケトジェニック中の飲み会の断り方について、どんなものがあるのでしょうか?
ダイエット中である場合と、そうでない場合についてそれぞれ解説していきます。
ダイエット中であると伝える場合
まず考えるのは、相手にケトジェニック中だから飲み会は断りたいと正直に言って良いかどうかですね。
相手が親しい間柄なら、終わってからにしようと言ってくれるかもしれません。
でも相手によっては正直に伝えると、自分の都合を優先する人と思われてしまう可能性があります。
特にボディメイクのためとは言わない方が良いかもしれません。
健康診断で引っかかったからなど、一般に納得されやすい理由を考えましょう。
あなたが健康そのものみたいな人で、そういう理由に説得力がない場合は、次のような理由で断ることをおすすめします。
ダイエット以外の理由で断る場合
<予定があると伝える>
先約があるというのは定番の断り方ですが、たいていすんなり引いてくれますよね。
<体調不良や感染症予防についての不安を理由にする>
体調不良でと言うと、皆コロナが頭をよぎるのでそれ以上誘ってくることはないでしょう。
<家族を理由にする>
子どもがいる人は、留守番をさせられない事情を説明すると納得してくれます。
本人は飲み会に行きたいんだけど、という感じが出せるといいですね。
<次回誘って欲しいと前向きな言葉を付け加える>
嘘をつくのは苦手という人は、ちょっといろいろあってくらいの言葉でも、相手が察してくれるかもしれません。
でも次は行きたいから誘って欲しいと、前向きな言葉を添えましょう。
たいていはそれで納得して引いてくれます。
引いてくれない場合は仕方がないので先述のどれかの理由を言うか、あきらめて飲み会に参加するしかないかもしれません。
ケトジェニック中の飲み会のお店はどこが良い?
ケトジェニック中の飲み会のお店はどこが良いのでしょうか?
ケトジェニック中に飲み会に参加することになったら、なるべく影響が小さくなるように考えましょう。
どんなお店に行くかは最重要です。
居酒屋であることが多いと思いますが、居酒屋にもいろいろあります。
私は餃子が大好きで、隣の人が食べていたら我慢できる自信はありません。
焼鳥屋や海鮮居酒屋は低糖質で他の人と同じ物を楽しめそうですが、寿司屋は難しいでしょうね。
ケトジェニック中の飲み会だからって、寿司屋でお寿司を頼まないのはお店に失礼な気がしますし。
そんなこと言われてもお店を選ぶのは幹事だからと思った人は、自分が幹事になるという方法もあります。
日程調整など大変ですが、自分にとって都合の良い店やメニューを選ぶことができるので、選択肢の一つと思いますよ。
ケトジェニック中の飲み会でお酒はどうする?
また、ケトジェニック中の飲み会でお酒はどうするのがいいのか考えてみました。
一番良いのはソフトドリンク(無糖)で乗り切ることですが、お酒好きな人は悲しいですよね。
ケトジェニック中の飲み会で飲んでも良いお酒は、ずばり蒸留酒です。
醸造酒は、穀物や果物を発酵させて造ります。
ビールやワイン、日本酒、マッコリなんかが代表ですね。
蒸留酒は、醸造酒を加熱して蒸気を冷やす、つまり蒸留して造ります。
ウィスキー、ブランデー、焼酎、ジンなど、アルコール度数高めなお酒です。
混成酒はそれらのお酒に、果実や香料などを加えて作ったもの。
梅酒、リキュール、みりんなど、甘いお酒ばかりですね。
作り方からわかる通り、醸造酒や混成酒は糖質が高くなるのでNGです。
蒸留酒は、蒸留の工程でアルコールと香りの成分だけを抽出するので、糖分が含まれていません。
ケトジェニック中の飲み会では、蒸留酒を選びましょう。
具体的には、次に挙げたお酒を選んでください。
赤ワインはどうしてOKなの?と思った人もいますよね。
実は、赤ワインの糖質は100mlで1.5g。
ビールは100mlで3.7g、日本酒は3.5g〜4.8gなので、赤ワインの糖質はだいぶ低めです。
また赤ワインに含まれるポリフェノールのレスベラトロールは、血糖値の抑制効果が期待できます。
でも蒸留酒は0gなので、オススメはもちろん蒸留酒ですよ。
ちなみに白ワインの糖質は2.0g、ロゼワインは4.0gで、赤以外はNGです。
ケトジェニック中の飲み会の食事は?
ケトジェニック中の飲み会では、基本的に、肉、魚、野菜、卵で、塩など簡単な調味で出されるものはだいたいOKです。
サラダのドレッシングやポン酢は意外に糖質高めのものが多いので要注意です。
マヨネーズは低糖質なので、困ったらマヨネーズですね。
焼鳥や焼肉は、甘めのタレは糖質高めなので、塩かおろし醤油にしましょう。
おでんの練り物は意外に糖質が高いので避けるべきです。
もちろん、ご飯物、麺類、衣の厚い揚げ物、芋料理、デザートはNGですね。
たぶん、他の人たちはNGメニューをたくさん注文することでしょう。
互いにシェアする雰囲気ですが流されず、食べるべきものを食べるようにしましょう。
でも誘惑に負けて、つい食べ過ぎてしまったら、気持ちを切り替えてチートデーにするのもいいかもしれません。
もちろんこれは最終手段ですが、自分を責めるより次の日からまたがんばればいいんだと思いますよ。
まとめ
ケトジェニック中に飲み会に誘われたときにどうすれば良いか、切り抜け方をご紹介しました。
・お酒を飲むと脂肪を分解する働きが落ちてしまう、食欲が増してしまうので、できれば断った方が良い
・断るときは納得されやすい理由づけや言い方に気をつける
・お店を選ぶときは糖質の少ないメニューが多い、焼鳥屋、海鮮居酒屋、イタリアン、フレンチがオススメ
・お酒は蒸留酒がオススメ
・食事は肉、魚、野菜、卵で、塩など簡単な調味で出されるものなら基本的にOK
わいわいおしゃべりをしながらの飲み会は、良い気分転換になるかもしれません。
もし誘惑に負けて食べ過ぎてしまったら、チートデーにしてしまいましょう。
ちょっとだけスケジュールが狂うけど、次の日からがんばればいいんです。
この記事を参考にして、飲み会のお誘いをうまく切り抜けていただけたらうれしいです。