ケトジェニック中は眠いと聞くことがありますが、それは本当の話なのでしょうか?
既にケトジェニック生活をはじめている方、ケトジェニック中に眠いと感じたことはありませんか?
いざやってみようと決心しても、眠くなるのであればケトジェニックをはじめるのを躊躇してしまいますよね?
今回はケトジェニック中は眠いのか、眠くなってしまった時の対策や対処法についてお話していきます。
ケトジェニック中は眠い?
結局のところ、ケトジェニック中は眠いのでしょうか?
ケトジェニック中は眠いのか否か、その答えはNOです。
通常人間は、食事で摂り入れた糖質で血糖値が急激に上昇したり、下降してしまう血糖値スパイクを起こすことで、眠気や不調に繋がります。
ですから、糖質を極限まで減らしているケトジェニック中に眠い、というのは普通であれば起らないと考えます。
しかし、例外もあるのです!
次からはその原因と理由について、掘り下げていきましょう。
ケトジェニック中に眠くなる原因と理由
ケトジェニック中に眠くなる原因と理由は以下の通り。
- ケトーシスに入れていない
- 気づかぬところで糖質を摂ってしまっている
- エネルギー不足
以上のことが考えられますので、順に追っていきましょう。
まずはじめのケトジェニック中で眠い原因、ケトーシスに入れていないという点。
ケトジェニックをはじめて間もないうちは、脂質をメインにエネルギーを作り出す回路が確立していないので、極端に糖質を減らして体にサインを送る必要があります。
ケトーシスに入れていないケトジェニック中に眠いと感じるのは、低血糖です。
ケトーシスに入るまでの辛抱ですよ!
次に考えられる、気づかぬうちに糖質を摂ってしまっている点。
食事で摂り入れる食材はしっかりと意識していても、忘れがちなのが調味料です。
ハッとされた方もいるかも知れませんね!
甘みを感じるものは当然避けると思いますが、からしやわさび、味噌やソース類なども割と糖質がしっかり・・・
あまり神経質になるのもストレスになりますが、頭の片隅に入れておくと、体の違和感を持った時にすぐに振り返れますよ!
最後に考えられる原因のエネルギー不足。
単純なことですね、自分の基礎代謝と摂取カロリーの合計値よりも大幅に消費カロリーが上回ってしまうということです。
ダイエット中であれば当然、基礎代謝と摂取カロリーを合わせた数値よりも消費カロリーを大きくしないと痩せません。
しかし、ダイエットを頑張りすぎてしまう方が多いのも現実。
頑張って痩せようとカロリーを消費に励むあまり、体力が置いてけぼりになり、動くのを止めようと司令を出します。
その働きがケトジェニック中に眠いと感じることに繋がる、ということですね。
焦らなくても、地道にコツコツと積み重ねることで結果は必ずついてくるので大丈夫ですよ!
ケトジェニック中の眠気の対策方法は?
ケトジェニック中の眠気の対策方法はなんでしょうか?
まずは自分がどの状態に当てはまるのかを考え、それに見合った対処を行う必要がありますね!
ケトジェニックで眠気が続く、という方は少ないように見受けられます。
みなさんに当てはまるのは、規則正しい生活を念頭に置くということ。
そして、ケトジェニックをはじめたばかりの方は、ケトーシスに入るまで管理された糖質制限。
食べ物の消化に血液や細胞が集中しますので、体質によっては食後の眠気が完全になくならない方もいますが、糖質の割合が多くないかの見直し。
そして、消費カロリーが基礎代謝と摂取カロリーを合わせた数値を大幅に超えることのないように、消費カロリーの管理。
すべて、それぞれに関する数値の把握と見直し、そしてそこで導き出された結果の実施をすることで、ケトジェニック中に眠いと感じることを防ぐことができます。
ケトジェニック中に眠くなった時の対処法
ケトジェニック中に眠くなった時の対処法はあるのでしょうか?
それは、仮眠をとること!
ケトジェニック中に眠い、と感じるのは体を守る、脳からの司令です。
1日20分程度の仮眠は、疲労回復やリフレッシュにもなる上、脳細胞が活性化するメリットがあります。
眠いと感じたのであれば、時間が許す場合少しの仮眠を取るのも手です。
仮眠が難しい方は、軽いストレッチで気分転換をしたり、時にはコーヒーなどのカフェインを含む飲料に頼っても良いですね!
まとめ
今回はケトジェニック中に眠いと感じる原因と対策、対処法についてご紹介しました。
ケトジェニック中に眠いと感じることは限られているようですが、眠いと感じた時の対処の仕方を知っていれば安心できますよね!
ケトジェニックはダイエットはもちろんのこと、体の不調を改善させる側面もありますので、これを機に取り入れてみるのも良いですね!
ケトジェニックで、心身ともに心地よく毎日を過ごせますように!