皆さんはベルマークを集めた経験はありませんか?
買った商品にベルマークがついてたら切り取る習慣のある人もいるかもしれません。
小学校では社会貢献活動としてベルマーク集めをしているところもあることでしょう。
そんな中、ベルマークはバカバカしいし無駄な行為だと思っている人も多いのが現状。
単価が低く労力もかかるベルマークは集めても意味がないと感じてしまいますよね。
ベルマークはバカバカしいと言われるのもわかる気がします。
なかなか変化しないこのシステムにも深い闇がありそうですね。
ベルマークは本当に無駄で意味ないことなのか、理由や現状を調べてみました。
ベルマークがバカバカしいと言われる理由は?
ベルマークがバカバカしいと言われる理由はどこにあるのでしょうか。
ベルマーク運動が始まったのは1960年。
集めた資金で学校の教材や備品を揃えたり、被災地やへき地への寄付金として援助するボランティア活動を目的としています。
学校以外だけでなくスーパーでも回収ボックスを見かけますよね。
誰でも気軽に参加できるボランティアなので、本当ならベルマークはバカバカしいと感じることはないはずなのです。
多くの批判を寄せているのは小学校のPTA。
なぜ保護者達がベルマークはバカバカしいと感じているのか、手順をみると明らかになります。
- 学校で集めたものを回収する
- 会社ごとに分類
- 点数を計算
- 会社ごとに貼り付け
- 発送
これらの作業を平日の昼間、役員が集まり行っているのです。
仕事をしてる人は有給を取って参加することもあるでしょう。
中には「パートの時給を寄付した方がよっぽどマシ」と感じる人もいるようです。
ベルマークはバカバカしいと言われる理由は費用対効果があまりにも悪いと感じるところにあるからなんですね。
ベルマークは集めても意味がないし無駄?
ベルマークは集めても意味がないし無駄と感じているのは、PTAの役員だけでなく他の保護者たちも同じようです。
ベルマークは1点約1円に換算され学校のベルマーク預金となりますが、ものによっては1点未満のものも多くあります。
全校生徒で集めても一度に数千円にしかならず、その金額で必要な備品を購入するにはあまりにも安すぎます。
自分が食べたいものにベルマークがついてないことも多いですよね。
現在、協賛会社は95社。
大手人気メーカーもありますが全ての商品についてるわけではなく、商品の容量によってもベルマークの有無が変わってきます。
お菓子屋やインスタント食品にマークがついてることも多いので、対象商品を手に取らないこともあるでしょう。
私も自宅で早速探してみましたが、家中探してやっと1つ発見しました。
今はオリジナルブランドの方がコストも安いので利用してる人も多くいます。
ベルマークを集めるためにわざわざ商品を選ぶなんて、ボランティア活動とは言えない気がしますね。
子どもの為に親がセッセと集めても学業や部活動に活かせないのならば、ベルマークはバカバカしいので集めても無駄と感じるのは当然です。
Twitterでも反対意見が多く見られます。
持っていかなければ子どもが悲しむので親は必至です。
時代の変化と共に核家族や共働き世帯が増えている今、仕事を休んでまでやる価値はあるのかと考えてしまいますよね。
募金なら手軽にできますし、寄付金を集めるなら他の方法へシフトしてもいいのではないでしょうか。
ベルマークの闇とは?
ベルマークの闇とは、やはりシステムに問題があるところではないでしょうか。
ベルマーク教育助成財団のホームページを確認すると、地域の活動報告が載っていました。
「PTAの体験発表」と題して、全国の活動内容が掲載されています。
地域によっては子どもから教職員、保護者と協力し合って集計作業をすることでコミュニケーションの場になっているとの報告も!
そんな内容が掲載されていると、ベルマークはバカバカしいので集めるのを中止にしたいと考えている人たちにプレッシャーがかかりそうです。
コツコツ集めるスタイルは、時代の流れに合ってないのではないでしょうか。
今では集める手間暇を考えてネット購入する人もいるようですよ。
ベルマークを買うという発想に驚き!
ベルマークのある商品を探して買うより、ネット購入した方が早くて確実ですね。
それだけベルマークはバカバカしいので集めても意味ないし無駄と感じてる人が多いということでしょう。
集めるための切り取りや細かい作業が苦手な人もいますし、こんなやり方もあるのかと関心してしまいます。
これらの現状をベルマーク教育助成財団はどう感じているのでしょうか。
こちらに当事者の悩みが載っていました。
QRコードでポイントを登録できないのか?
1つのQRコードを何度も読み込めてしまうなど技術的に解決しにくい問題があります。
日テレNEWS
マークの形を1つ変えるにも、製品のパッケージを変えるということになるので、非常に大きな負担を強いることになる
収集方法を変えられないか考えてはいるようで、アプリやQRコードをもっと活用できたら負担も軽減していいですよね。
今はデジタルの時代。
ここまでスマホが普及、発達しているので利用しない手はありません。
「子どものために仕方なく」「以前からPTAの役目だから」と現状を変えられない保護者たちの為にも、思い切ったシステム変更を願いたいです。
まとめ
ベルマークがバカバカしいと言われる理由は、時間と労力ばかりかかる費用対効果が悪いところにあるのでしょう。
いくら参加しやすいボランティア活動でも、ベルマークは集めても意味がないし無駄と感じていては寄付金も集まりません。
裏ではネットで取引さているようで、ベルマークの闇問題も取りざたされています。
実際には被災地や養護学校、山間地方の学校などへ支援が届き社会貢献につながっているので、もっと気軽に参加できる方法へと変化してほしいものです。