朝ごはんにゆで卵とヨーグルトだけは良くない？追加のおすすめ食品は？

1日の活力の源となる大切な朝ごはんですが、皆さんは毎朝何を食べていますか？

最近はダイエットの為に、「朝ごはんはゆで卵やヨーグルトだけを食べている」という声もよく聞きます。

朝は慌ただしく時間も無いので、調理の手間も省けて簡単に用意が出来るメニューは助かりますよね。

ただ、一見ヘルシーに思えるこの朝ごはんなのですが実際身体にとっては良いのでしょうか。

朝ごはんにゆで卵とヨーグルトを摂取することで、身体にもたらす栄養について調査してみました！

朝ごはんにゆで卵とヨーグルトだけは良くない？

果たして、朝ごはんにゆで卵とヨーグルトだけは良くないのでしょうか。

農林水産省による「食事バランスガイド」によると、5つの料理グループをバランス良く摂取する必要があり、その5つの料理グループの中でも多めに摂取すべきものの順序が決まっています。

上から、「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」という順序となります。

朝ごはんのゆで卵とヨーグルトはこのグループのどこに属するかというと、ゆで卵が「主菜」、ヨーグルトが「牛乳・乳製品」にあてはまります。

朝ごはんにゆで卵とヨーグルトの2種類だけを摂取し続けると、他の3種類のグループが抜け落ちてしまいバランスが崩れることとなってしまうのです。

また、カロリー面において考えると、ゆで卵1個のカロリーは約76kcal。

ヨーグルトは1食100gあたり約62kcalとなっています。

1日に必要なエネルギー量は、活動量の少ない成人男性は2200±200kcal程度、女性の場合は、1400～2000kcalと言われているので、朝ごはんをゆで卵1個とヨーグルト1食分で済ませてしまうと、昼食と夕食時の摂取カロリーを上げる必要が出てきます。

ダイエット目線で考えても、1日の活動が終わる夕食時にカロリーをたくさん摂取してしまうより朝食でしっかりとカロリーを摂取する方がおすすめです。

実際に、朝ごはんにゆで卵とヨーグルトだけの生活を続けるとどうなるのでしょうか。

Twitterで、朝ごはんにゆで卵とヨーグルトだけを食べている人の体験談と口コミを調べてみました。

摂取カロリーが少ない為「お腹が空いてしまう」という口コミや、「食事はゆで卵とヨーグルトだけにしてダイエットをする」という意気込みへの投稿には、「他の食品も摂取するように」とアドバイスの返信が続いていますね。

栄養不足により体調を崩したり、ダイエット目的で取り組んでも痩せたあとにすぐリバウンドをしてしまうとなかなかモチベーションが続かないですよね。

栄養バランスが大切だという知識があるとダイエットの失敗も少ないのですが、知識が無いまま偏った食生活を続けてしまうと健康に害を及ぼす可能性もあるため危険です。

それでは、朝ごはんにゆで卵とヨーグルトだけを摂取するのではなく、どういった食品を追加すれば栄養バランスが良くなっていくかについてお伝えしていきますね。

朝ごはんに追加したいおすすめの食品はどういったものがあるのでしょうか？

朝ごはんでのゆで卵やヨーグルトとも食べ合わせが良く、栄養バランスの良いおすすめの食品3つについてご紹介をさせていただきます。

朝ごはんでのゆで卵とヨーグルト、それぞれの食品はどちらもヘルシーで栄養もあるのですが、2種類だけに偏ってしまうとバランスのとれた朝ごはんとは言えないことがわかりました。

農林水産省の「食事バランスガイド」を意識しながら様々な食材を取り入れることで、彩りのある飽きのこない朝ごはんにしていくことが出来ると思います。

美味しく健康的な朝ごはんを食べて良い1日のスタートを切っていきましょう！